野菜直販サイトで販売力強化へ - JAみい

サプライチェーン効率化へ

 JAみいは12月から、管内の野菜をネット販売する野菜直販サイト「YASITE(やさいと)」を始めた。「国際果実野菜年2021」オフィシャルサポーター認定をきっかけに、11月から運用している「JAみいコネクト」第2弾の取り組みだ。
 取扱商品は、JAで生産している小松菜や水菜など野菜16品目20商品。ニーズに合わせ、一部商品に複数の容量を設定。市場へ出荷する容量と同じため、飲食店や個人の共同購入の需要を期待する。

 西日本有数の多品目の野菜産地という特性を生かし、新たな販売手法で販売力の強化を目指す。


 市場や量販店を通さずに購入者宅へ直接配送することで、生産から消費までのサプライチェーンの効率化を図る。消費者に新鮮で安全な野菜を安価で提供し、生産者の所得増や農業経営の安定につなげる。

 サイトの開設と商品の良さをPRするため、キャンペーンを実施。抽選で31人に管内で取れたイチゴ「あまおう」2パックと旬の野菜8種類を詰め合わせた「あまおう&野菜セット」をプレゼントする。

 JAの平田浩則組合長は「スマートフォンから注文できるため、多くの人に手軽に利用してもらいたい。JAみいの野菜を広め、販売強化につなげていく」と語った。

(2021年12月24 日付け  日本農業新聞 ワイド1九州より)

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