花き栽培 挑戦しよう - JA佐久浅間

新規参入向け説明会

 JA佐久浅間は1月下旬の2日間、花き出荷生産者募集説明会を4カ所で開いた。花きの生産基盤の維持・拡大へ意欲ある担い手を確保し、新規栽培者を育てるのが目的だ。新たに生産を検討する50人が参加した。

 栽培面積の減少が進む花きと果樹で担い手の確保・育成が急務であることから、JAは2019年に花卉(かき)果樹振興センターを設立。以後、センター職員を中心に新規栽培者向け講習会を開いてきた。トルコギキョウ振興プロジェクトやぶどう栽培プロジェクトも始め、花きと果樹の生産振興に取り組んでいる。

 説明会では、同センターの担当者がJA管内の生産概要を紹介。トルコギキョウ、小菊、ユーカリ、姫ひまわり、フジバカマ、ヒマワリの6品目の作型や収支試算を説明した。

 山井和彦センター長は「定期的に栽培講習会を開いて作業方法を説明する。個別相談も受け付けるので、初めての人でも安心して挑戦してほしい」と呼び掛けた。

<2022月2月 4日付  日本農業新聞  ワイド2信越>