JA女性部 管内4地区合同で「フードドライブ」実施-JAセレサ川崎

11支店で集まった796点を寄贈

 JAセレサ川崎女性部西部地区は、合同でフードドライブを実施した。1月下旬に、集まった食品を一般社団法人多摩区ソーシャルデザインセンターとNPO法人アイゼンに寄贈した。

 JA女性部では、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みとして、昨年度からフードドライブに力を入れてきた。西部の4地区合同での実施は今回が初めて。

 女性部回覧と支部回覧で周知し、1月中旬の4日間、西部地区の11店舗の支店窓口で食品を募った。女性部員の他にJA職員も協力し、乾麺やレトルト食品、缶詰など合わせて796点、276キロの食品が集まった。

 寄贈した食品は各団体を通じて市内の子ども食堂の食材として使われる他、コロナ禍で生活が困窮している人に届けられる予定。

 JA女性部菅支部の安藤和子支部長は「各家庭で余っている食品が必要な人に届くのは良いこと。今後も意識的に食品を集めたい」と話した。


< 2022年 2月 8 日付け  日本農業新聞  ワイド2首都圏>