「消費者モニター会」農産物直売所を視察 - JA兵庫みらい

年3回実施、よりよい店舗運営をめざして

 消費者と生産者、JAが一体となった店舗づくりを進めようと、JA兵庫みらいの各農産物直売所は、消費者を招いたモニター会を開いている。売り場視察や生産者の圃場(ほじょう)巡回を通して意見交換を行う。

 消費者モニター会は、各直売所で3回にわたって行う予定。2019年度の実施以降、コロナ禍で中止が続いており、3年ぶりの開催となった。

 三木市緑が丘町の三木みらい館が4月下旬に行った会では、JA職員2人と消費者3人が参加。店内陳列やレイアウトを確認後、店舗についての感想や要望を話し合った。

 参加者からは「営業時間の拡大を検討してほしい」「三木のお米のおいしさを若い世代にもアピールしてもらいたい」など意見が飛び交った。井上恵介店長は「消費者モニター会は、地域住民の意思を事業経営に反映する貴重な機会。今後の店舗づくりに生かしたい」と話した。


<2022年5月 13日付け  日本農業新聞  ワイド1近畿>