オリジナル食育レシピブックを配布 - JAにいがた南蒲

食と農業に興味をもって

 JAにいがた南蒲は、管内の小学1年生1400人に、JAオリジナル食育レシピブック「なんかん育ちのおうちごはん」を贈った。

 レシピブックは、若い子育て世代にJAのファンになってもらおうと制作した初の取り組み。小学生とその親に食と農、JAをより身近に感じてもらうのが目的だ。子どもが家に持ち帰り、家族で調理して食事をすることで、健康的な食や地場農産物の良さ、旬に理解を深めてほしいと思いを込めた。

 レシピブックは米や野菜、果実、牛肉といった農畜産物を素材に55のレシピを掲載している。「チャレンジ!おてつだい」として、子どもが調理できるポイントを盛り込んだため、親子で楽しめる一冊となっている。

 5月中旬には、JA見附西支店の金安暁美支店長が、見附市立葛巻小学校の1年生65人へ教材を手渡した。併せて、JAグループ新潟が制作したJAオリジナルノート(自由帳)も贈った。

 金安支店長は「JAは食農教育の推進に取り組んでいる。レシピブックや自由帳を通して、小さいうちから食や農業に興味を持ってもらいたい」と話した。


<2022年 5月 26日付け  日本農業新聞  ワイド1信越>