「ポロシャツ」を制服に - JA鳥取中央

働きやすい職場環境を整備

 JA鳥取中央は、今年から新たな制服としてポロシャツを導入した。色は紺色で胸にワンポイントでJAのロゴマークを刺しゅう。男女で差がない服装にすることで一層の多様性を推進しながら、地球温暖化対策の一環としてクールビズを進める。

 JAは女性だけ事務服を着用していたが、自己改革としてポロシャツを男女で統一することで、女性の意識を高め、働きやすい環境を整える。また2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指すカーボンニュートラルの実現に、ポロシャツの着用で空調の設定温度を下げ過ぎないようにするなど、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献する。

 JAの中林順子総務部長は「女性だけが、制服で暑く動きにくいとの声があった。ポロシャツにパンツ、スカートどちらでも着用し、男女の差がない職場環境を整備したい」と話す。


< 2022年6月 5 日付け  日本農業新聞  エリア中国>