「段ボールコンポスト講座」を開催-JA相模原市

家庭でSDGsの取り組みを

 JA相模原市女性会田名支部の家の光活用サークルは6月上旬、JA田名支店で、段ボールコンポスト講座を開いた。会員18人が参加した。

 段ボールコンポストは、段ボールを容器に使い、家庭で出た食品残さなどを堆肥化する仕組み。

 同支部では農業を営む会員が多いことから、堆肥づくりと、できた堆肥で野菜や花を育てる循環をつくろうと、各家庭でできる持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一つとして実施する。

 講師には、さがみはらリサイクル連絡会の内山尚美代表を招いた。材料は、家にある段ボールや着なくなった服などを再利用。段ボールに新聞紙を敷き、洗濯ネットの中に腐葉土と米ぬかを入れて作る簡単な作り方を説明した。

 同サークルの成井マユミ代表は「家にあるもので簡単にできる段ボールコンポストを活用して、家庭でもSDGsに取り組んでいってほしい」と話した。


<2022年6月 30日 (木)付け  日本農業新聞  ワイド2首都圏>