ニラ 有利販売を検討 - JAみい

出荷量増を目指し、大消費地販売担当者と協議

 JAみい園芸課は7月上旬、JA園芸流通センターでニラの販売検討会を開いた。JA全農大阪の販売担当者を招き、有利販売体制の強化につなげた。

 JAニラ部会の相園城二副部会長のハウスを訪れ、ニラの品質や栽培状況を確かめた。出荷状況や作付け計画などを聞き取り、生育の様子を観察した。

 全農大阪の担当者は、市場や仲卸業者からの要望や販売状況などを説明。「福岡県産は高品質。販売先から産地の指定が入るほどだ」と伝えた。

 JA北野パッキングセンターで袋詰め作業も視察。JA担当職員は、出荷規格について具体的に話し合った。

 部会では生産者4人が約7ヘクタールで栽培を手がける。2022年産は生育が良好で、出荷も順調に進んでいる。出荷量約441トンを見込み、関西を中心に周年で出荷する。23年産からは作付面積を増やし、出荷量増を目指す。


<2022年 7月 15 (金)付け  日本農業新聞  ワイド1九州>