「市川のなし」特別販売開催 - JAいちかわ

6月のヒョウ被害「産地を応援したい」との声も

 【千葉・いちかわ】市川市農産物等普及協議会は8月上旬、市川市の行徳駅前で市川のなしフェアを開き、「市川のなし」の特別販売を行った。

 「幸水」350袋(2Lサイズ1袋3個入り)は30分で完売し、ブランド梨の人気を裏付けた。6月の降ひょうで傷は残っているが、皮をむけば味に影響はなく、例年通りおいしいことをアピールした。JAいちかわ果樹部会の荒井一昭部会長も、生産者代表として産地の現状を説明しながら販売した。

 購入した市内在住の50代男性は「梨もひょうの被害を受けたことを知り、『市川のなし』を食べて、産地を応援したいと思い、購入した」と話した。

 市川市農産物等普及協議会は、市内の農産物を広くPRし、消費拡大・市川の農業への理解を深めるための活動をし、JAいちかわも構成団体の一つとなっている。


<2022年8月 17 日(水)付け  日本農業新聞  ワイド1首都圏>