ナス、販売数量・金額ともに前年プラス  - JAたまな

冬春専門部21年産、栽培面積も拡大

 【熊本・たまな】JAたまな北部集荷センターなす部会冬春なす専門部では7月下旬、2021年産冬春ナスの実績が出そろった。出荷は21年9月1日から始まり22年7月10日で終了。販売実績は数量2847トン(計画比101%、前年比111%)、金額9億1910万円(計画比92%、前年比106%)となった。

 シーズン通して、数量は天候や気温の影響を受けて増減したが、順調に生育し計画比、前年比ともに上回った。金額は、新型コロナウイルス感染拡大による業務需要の減退、原油価格高騰による生活用品の値上げなどが影響し、消費環境が悪化。単価が厳しく推移し計画には及ばなかった。

 同部会では、部会員43人(前年比4人増)が15.73ヘクタール(同18%増)で「PC筑陽」を栽培した。

 8月上旬から次期作の定植を始めた。


<2022年 8月 16 (火)付け  日本農業新聞  ワイド1九州>