新鮮な野菜を直売所朝市で販売 -JAちば東葛

JA職員「SDGsプロジェクト」メンバー、企画外野菜・食品ロスへの理解を促す

 船橋市にあるJAちば東葛農産物直売所ふなっこ畑は16日、朝市を開催した。JA役職員や西船橋葉物共販組合、西船橋枝豆研究会の生産者らが店頭に立ち、船橋市産ブランドの小松菜やエダマメを中心に、トウモロコシ、トマト、ナスなどJA管内の新鮮な夏野菜を販売、PRした。

 6月から「生産者応援」として実施している、降ひょう被害で規格外となった野菜も販売した。JA職員で構成する「SDGsプロジェクト」のメンバーも参加し、規格外野菜の販売を通し、食品ロスへの理解を促す活動を同時に行った。

 今回の開催は、同直売所が地域密着型店舗の役割として、天候不良や世界情勢の影響を受ける生産者と、同様に価格高騰で生活に影響を受けている消費者の架け橋となり、相互理解と地域の活性を目的に行った。この日は、松戸徹船橋市長も訪れ、買い物客に地域農業の大切さを伝えた。買い物に訪れた近くに住む女性は、「にぎわっていてとても活気がある。これからもぜひ続けてほしい」と話した。


< 2022年 7月 17 日付け  日本農業新聞  エリア首都圏 >