マルシェ利用者に地産池消の大切さを伝える - JAマインズ

JA女性理事、地場農産物の調理方法などを通じて

 JAマインズ神代地区の理事・桑田孝子さん(78)は、調布市にある同JA植物公園前支店で行う「じんだいマルシェ」に参加し、消費者に地場農産物のおいしさや地産地消の大切さを伝えている。

 桑田さんは2020年から同JA神代地区の理事を務める。マルシェへの参加は地場産農産物のおいしさや、生産者が丹精して栽培していることをJAの利用者に伝えたいとの思いで始めた。

 JAが「農業者の所得増大」を目的とした自己改革の一環で、同支店を移転した21年から始めた同マルシェに、月1回ほど参加。桑田さんの調理方法や地区内の女性部員、他の生産者の調理方法を来場者に紹介しながら、地産地消の大切さを伝えている。また、桑田さんの参加はマルシェを支援する職員にとっても、地場産農産物の知識や販売の推進方法などを習得するよい機会になっている。

 桑田さんは「市内でもどんな農産物が生産されているのか知らないことも多い。住む町の農産物を知ってもらい、おいしく食べてもらえたらうれしい」と話した。


< 2023年 2月 23日 (木)付け  日本農業新聞  ワイド1首都圏>