JA職員が農作業支援 - JA八王子

連続職場離脱制度を活用

 JA八王子は1月下旬から2月上旬にかけ、連続職場離脱制度を活用した職員による農作業支援をした。共販ナスグループに所属する農家4戸で、職員延べ28人が作業に当たった。

 JA自己改革で掲げる生産者支援の具体策の一つで、2017年度から始めて6年目。市場出荷共販組織を対象に、職員は営農部門に限らず一般職員から管理職まで組織全体で取り組む。農業者の負担軽減と、金融部門の担当者が農作業経験を積む効果も狙う。

 今回の主な作業はナスの残さや支柱の片付け。この間、農家は春夏に向けた植え付けなどに取りかかることができる。

 5回目の支援を要請した農家は「当初と比べると経験のある職員が増え、手際よく作業を進めてくれる。片付けは時間も体力もかかり、JAが毎年支援してくれてとても助かる」と制度を評価する。


<2023年 2月 23 日(木)付け  日本農業新聞  ワイド2首都圏>