請負農薬散布17ヘクタールに - JA大阪南

ドローンで省力化 

 JA大阪南は8月下旬~9月上旬、農業用ドローンの請負農薬散布を開始し、管内水稲農家34件、約17ヘクタールに散布した。

 管内の農業の労働力不足が深刻化する中、JAは、農作業の省力化を目的に、昨年から実証実験を繰り返し行ってきた。

 使用した機種は、クボタの大型ドローンT20Kで自動飛行・手動飛行の両方に対応している。

 同JA営農指導課職員が、ドローンを操縦して防除を行う。ドローンによる農薬散布を利用した水稲農家は「今まで時間をかけて行っていた防除作業が、ものの数分で完了する。これからの時代は、スマート農業が必須だと感じた」と話した。


<2023年9月23日(土) 日本農業新聞 ワイド2近畿>