新規組合員が忍葱収穫体験 地域農業への理解促す - 滋賀・JAこうか
JAブランド野菜の収穫体験を通しJAの役割や地域農業の魅力を伝える
JAこうかは1月中旬、「知っトク! 忍葱(しのぶねぎ)収穫体験ツアー」を、甲賀市水口町の(有)オカムラ農産で開いた。大人向けの「学び直し食農教育」として、JAブランド野菜の収穫体験を通して、JAの役割や地域農業の魅力を伝えた。
本年度新規加入した組合員への継続した対話活動として、JAや地域農業への理解促進、ファンづくりを目的に実施した。
当日は18人が参加し、JA本所に集合してバスで移動。同社の岡村久悦会長から収穫方法の説明を受けた後、スコップで「忍葱」を掘り起こした。
収穫後はJAへの出荷基準に沿って根切りや皮むき、袋詰めなどの工程も体験した。参加者からは「こんなに大きい白ネギは初めてで、掘り起こすのも一苦労だった」「出荷基準を満たして袋詰めされる背景が分かって農家へのありがたみを感じた」などの声が上がった。その後、キャベツの収穫体験もした。
JA本所に戻ってからは、JA園芸特産販売課の上田健司営農指導員が「忍葱」やキャベツの出荷先、JAの営農指導や農業支援の取り組み、JAブランド野菜「忍」シリーズについて紹介した。
イベントを企画したJAくらしの活動課の田中晃彦課長は「今回のツアーは、生産者の声で説明いただいたことが参加者に伝わった。これからも生産者が主役となるような大人の食農教育をしていきたい」と話した。
JAは2012年12月から、管内が甲賀忍者ゆかりの地であることにちなみ「忍葱」「忍忍人参」など計10品目のブランド野菜「忍」シリーズの販売を開始。主力の「忍葱」は、JAが定める栽培基準と規格を満たした白ネギで、一般的な白ネギより太く、加熱するととろりとした食感と甘味が特長。直売所や県内量販店を中心に販売している。
<2026年2月4(水) 日本農業新聞 朝刊 ワイド2近畿>
