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銘柄ニンジン「へきなん美人」 専用袋にパッキング - JAあいち中央
新型コロナ禍で袋詰め農産物の需要増す
JAあいち中央営農部園芸課園芸販売強化対策室は、碧南市特産のブランドニンジン「へきなん美人」をJAオリジナルの専用袋にパッキングし、JAあいち経済連を経由して契約を結んだ大手スーパーなどに販売している。
同センターでの「へきなん美人」のパッキングは、2018年1月の開始当初の5万2766袋から年々出荷数を増やし、農業者所得の増大につなげている。今年度の出荷は7日から始まり、21年2月までに15万袋を目指す。
碧南市港本町の同JA碧南営農センター内の総合集出荷場に共選出荷された「へきなん美人」を同室が買い取り、安城市赤松町の総合センター内多目的総合集出荷場パッキングセンターで専用袋にパッキング。1袋にLサイズは3本、Mサイズは4本入れて出荷する。20年度からは、出荷先の要望に合わせて2Lサイズ5本入りを追加した。
同室では、新型コロナウイルス禍で袋詰めした農産物の需要が増えたことから、消費者や出荷先の要望に合わせた商品作りに力を入れる。同JAのキャラクター「あおみっ子ファミリー」の「ニンジロー」と共に「へきなん美人」と書いた専用シールを作ったことで、パッキングする袋を要望に合わせて変えられるようになった。店頭には、専用袋またはシールの貼られた袋にパッキングされた状態で並ぶ。(日本農業新聞2020年12月16日付ワイド2東海より)