和歌山県
生産者の声 動画で消費者へ - JA紀州
まず「紀州みなべの南高梅」
JA紀州は5月中旬、店舗用、消費者向けのPR動画を制作した。東京の店舗で放映される。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、消費宣伝などの県外活動が中止。何とか生産者の声を届けたいと販売部が企画、制作した。
今回は5月下旬から販売がスタートする「紀州みなべの南高梅」の動画を撮影。JA紀州みなべいなみ梅部会の会員が参加し、消費者にむけたメッセージを込めた。
同JAではユーチューブチャンネル「JA紀州農産物産地情報」を開設しており、農産物情報や営農情報などを発信。市場あてには、農産物の発育状況を発信する、定点調査の動画を定期的に更新。インターネット交流サイト(SNS)を活用した販売活動に力を入れている。
岡田壮販売部長は「動画を配信することで、生産者に安心して出荷していただきたい。紀州みなべの南高梅を待ってくださっている市場や消費者の皆さまにお届けできるよう、今できる活動をしっかりしていきたい」と話す。
(2021年5月25日付け 日本農業新聞ワイド2近畿より)