ソバ出荷で専用紙袋 - JAいわて平泉

生産者の声に対応

 JAいわて平泉は、ソバの出荷用紙袋を初めて作製した。これまでソバの出荷には、米の紙袋を利用し、量目などを訂正して出荷していた。今後、水田転作などでソバの作付面積が増加し、流通量が増える可能性があることや生産者から要望を受けて対応した。

 従来、ソバの検査時に、検査証明書欄の検査員による訂正が必要で、検査に時間がかかっていた。また、証明書欄が乱雑になり、見にくくなっていることから、改善が必要だった。

 今回の出荷用紙袋の作製では、県PRキャラクター「わんこきょうだい」の「そばっち」とコラボレーションし、岩手県産を強調している。JA米穀課は「産地のPRにつながってほしい」と、活用を呼び掛けている。

(2021年11月4日付け  日本農業新聞 ワイド1東北より)