献血に協力した大学生にお米を提供 - JAなすの

地元農家から寄付されたお米を提供

 JAなすのは、昨年から県赤十字血液センターと連携し、献血の支援と食の面からの社会貢献として、大田原市の国際医療福祉大学で行う献血に米を提供している。毎回学生たちから好評を得ており、7月上旬に今年3回目となる献血が行われ、37人の学生が訪れた。

 提供した米は、同JAの自己改革で取り組む持続可能な開発目標(SDGs)の一つ「つくる責任つかう責任」の中の「食品ロス」を減らす目的で、地元農家84人から寄付してもらった2020年産米「コシヒカリ」。1袋1・5キロのサイズで用意した。

 学生にとっての「第二のふるさと」である栃木県北地域を好きになってもらうため、おいしい農産物を提供し、卒業後もこの地域に住みたいと思ってもらうことが目的だ。

 同大学には、昨年結成した献血ボランティアサークル「アルメリア」があり、大学内と地元のスーパーなどで行われる献血の準備や受付、後片付け、献血の広報活動を行う。

 今回、JAなすのキャラクター「なっちゃん」と献血推進キャラクター「けんけつちゃん」も駆け付け、アルメリアのメンバーと一緒に学生たちに献血と米のPRを行った。


< 2022年 7月 20 (水)付け  日本農業新聞  ワイド2北関東>