庭先へ出張修理も

　あきる野市のＪＡあきがわは１０月上旬の２日間、ＪＡ増戸支店とＪＡ五日市支店の駐車場で、組合員を対象に農機具の無料点検を行った。自己改革の一環で、組合員の作業効率の向上と農作業事故の未然防止を目的に行っている。

　２日間で延べ２４人の組合員が、トラクターや耕運機の他、年に１度だけ使う稲刈り機などを持ち込んだ。営農支援センター職員が計４３台の農機具の点検やオイル交換をした。

　点検中に修理が必要な物は預かり、対応した。当日は、営農相談員による営農相談会も開き、組合員の相談に丁寧に応えた。

　点検に訪れた組合員は「持ってきた耕運機の音に異変があると言われ、原因を見つけてもらい安心できた。日頃使う農機具のメンテナンスは大事だと感じた」と話した。

　ＪＡは２０１６年度に営農支援事業をスタート。営農支援センターから離れた地域に住む組合員のために、出張修理も行っている。



＜2022年 10月 22 (土)付け　 日本農業新聞　 ワイド１首都圏 ＞