農機で所得向上支援 - JAあきがわ

農機具を無料点検

 東京都のJAあきがわは2月下旬まで、営農支援センターで組合員を対象に農機具無料点検を行った。専門知識が必要な農機具点検を行い、作業効率を向上させ、農作業事故を未然に防ぎ、農業者の所得向上を目指す。
 JAでは2016年度から営農支援事業を始め、初年度はあきる野市内にある営農支援センターで無料点検を行った。他地域に住む組合員の「遠いセンターまで行くのは大変」という要望から、檜原村役場、日の出経済センターぐりむなど各所で出張特別点検を実施。今回はJA自己改革3カ年計画の最終年度として営農支援センターで開いた。
 11日間で88人の組合員がトラクターや耕うん機、草刈り機などを持参し、営農支援係職員が計218台の農機具の点検やオイル交換を行った。3年間の無料点検総数は計719台となった。(日本農業新聞2019年3月7日付首都圏版より) 

経営に合う新機種展示

 東京都のJAあきがわは2月上旬の3日間、JA本店で農業機械の展示会を初めて開いた。自己改革「農業者の所得増大」に向けた取り組みの一環で、組合員に新機種の農機具を実際に見て触ってもらい、さらなる農業振興を図る。
より多くの組合員に足を運んでもらおうと、組合員の快適な暮らしに役立つ装いを提供するための「新春 装いフェスタ2019」に併せて開いた。
 JA管内は都市農業地域から山村農業地域があり、複合経営も含め経営形態は多岐にわたる。農家の経営状況に合うようトラクターや耕運機、噴霧機など、さまざまな用途、大きさの農機具10台以上を展示した。初めて見る農機具もあり、興味を示す来店客でにぎわった。(日本農業新聞2019年2月19日付首都圏版より)