地域・組織の活性化、地域貢献 - JA京都にのくに

JAを拠点とした活動の場づくりを通じた地域の活性化

 平成 25 年度にJA京都にのくにの各支店を拠点、地元理事、総代、運営委員、営農委員、各組合員組織の代表方々が集まって「支店活動性化委員会」※を設立し、地域の活性化に向けてさまざまな活動が行われています。
※支店活動性化委員会とは:支店を核に、組合員との協同活動を通じ組織・地域の活性化に取り組む 委員会
※活動の一例
 農業講座の実施、農産物直売所の開設、支店祭りの開催、憩い場の設置、地域行事への参加
 JA京都中央会が主催する「くらしの活動支店表彰」において、平成 27 年度には舞鶴東支店が最優秀賞、豊里支店が優良賞、28 年度には加佐支店が優秀賞、29 年度は何北支店が最優秀賞を受賞するなど、大変高い評価を受けています。
 支店まつりを実施し、地域の活性化の一翼を担っています。
 
 JA京都にのくにでは、活動の場づくりに向け、6つの「くらしの活動」を重点項目と位置づけ、地域の活性化に取り組んでいます。
◆地域の活性化に向けた6つの「くらしの活動」
 ●くらしの相談活動
  ○「農地まもり隊」など農地保全と相談活動
  ○後継者育成活動の強化
 ●高齢者生活支援活動
  ○高齢者見守り活動の展開
  ○くらしの宅配便の普及
  ○買い物弱者に向けた対応強化
 ●生活・文化・健康増進活動
  ○舞パックなど軽スポーツの普及
  ○日本型食生活の普及
 ●食農教育活動
  ○「農ふれあい教室」の拡充
  ○家庭菜園など講習会の開催
 ●組合員組織育成・強化活動
  ○協同組合学習の強化
  ○准組合員の 運営参画
 ●地域づくり活動
  ○地域防犯活動
  ○交通安全啓発
  ○地域環境保全・美化活動

七不思議マート(何北支店)

総合事業 を活かした地域貢献活動

 JA京都にのくにでは、最大の強みである「総合事業」を活かしたさまざまな地域貢献活動により、地域の活性化に貢献しています。
【活動の一例】
 ◎親子の農業体験「農ふれあい教室」を通じた食農教育
 ◎「さいさい*くらぶ」による地元農産物や農業への理解促進
 ◎農業塾「野菜の学校」を通じた新たな担い手の発掘・育成
 ◎農産物応援定期貯金による地産地消運動の展開
 ◎移動購買車運行を通じた地域見守り運動 etc…

野菜の学校・土づくり基礎講習

移動購買車「むつみ号」

多様な運営参画による メンバーシップ強化

 平成19年度に女性総代枠を設置以降、女性パワーの発揮による組織活性化に向け、女性総代枠の拡大、女性部選出理事枠の創設などに取り組んできました。
 28年度には、JA全国女性組織協議会が定める女性参画目標(正組合員30%以上、総代15%以上、役員3人以上)を達成し、組織の活性化を図っています。
◆JA京都にのくにの女性参画の状況(30年3月末)
 正組合員32.9%(京都府21.3%、全国21.5%)、総代16.4%(同7.7%、同8.4%)、役員12.5%(同6.8%、同8.3%)
 准組合員をJA運動のパートナーとして位置づけ、農・食への理解と意思反映を実現するため、27年5月に「准組合員総代」を設置しました。
※准組合員総代とは:定数65名(綾部20名、福知山18名、舞鶴27名)、任期3年、役割は議決権や選挙権は有しないものの、総代会に出席し、意見や要望をJA運営に反映。
 多様な生産者組織間の調整機能を発揮し、組織活動の活性化に向けた運営参画を実現するため、25年度に青壮年部から20名、生産者部会から50名の総代枠を設置しています。また、28年6月の通常総代会で、青壮年部・生産者部会から2名の「担い手理事」を選出しました。

女性総代研修会