ブランド米の拡大や新規需要米で農業者の所得確保へ - JAアルプス

ブランド米「富富富」 さらに高品質へ

 JAアルプスとJA「富富富」ブランド化推進協議会は3月13日、上市町文化研修センター(上市町)で定期総会と研修会を開いた。「富富富」生産者と、富山農林振興センター、JA全農とやま、市町村、JAアルプスなど関係者120人が参加し、基本技術の徹底と稲体活力の維持を目指すことを確認した。
 JA管内の2019年度「富富富」の栽培は、128経営体が約190ヘクタール(18年産は83経営体、88ヘクタール)で行う見込み。昨年の倍となる県内の作付面積1,094ヘクタールの約20%を占める。19年産は、実需者から評価を受ける重要な年であることから、品質の高位平準化と収量の安定を目標に生産に挑む。 (日本農業新聞2019年3月20日付近畿北陸版より)

中食需要高まる「ゆうだい21」 さらに生産拡大を

 JAアルプスとJAアルプス「ゆうだい21」生産部会は2月19日、JAアルプス「ゆうだい21」生産部会定期総会・栽培研修会を開いた。2019年産の生産者をはじめ、富山農林振興センター、JA全農とやま、市町、JAアルプス関係者ら約40人が出席した。
 「ゆうだい21」は、中食が需要を高める中、大手コンビニエンスストア「ローソン」が弁当などに「ゆうだい21」を使用しており、長期的・安定的に需要が増えていることから、JAでは基本技術の徹底と稲体活力の維持などで生産拡大に力を入れている。(日本農業新聞2019年2月21日付近畿北陸版より)

スーパー向け立山町産「コシヒカリ」の拡大を

 JAアルプスは3月6日、立山町のJAたてやま支店で「JAアルプス ユニー向け立山町産コシヒカリ品質向上・生産推進大会~おいしいコシヒカリを消費者へ届けよう~」を開いた。生産者や米卸業者、行政、JAなどの関係者ら約100人が参加した。
 JAが取り扱う町産「コシヒカリ」は、愛知県の米卸業者の大和産業を通じて総合スーパーのユニー(アピタ・ピアゴ)で販売され、20年以上取引する。現在、実需者の希望数量を満たないことから、出荷量の増大に向け取り組んでいく。(日本農業新聞2019年3月13日付近畿北陸版より)