「日田ぶどう」 輸出増見込む - JAおおいた

果粒、着色、糖度ともに最高の出来

 JAおおいた中西部事業部日田ぶどう部会は7月16日、「加温ぶどう初出荷式」を日田市の山田原出荷場で開き、部会員ら40人が集まった。2019年度産は梅雨入りが遅く、日照に恵まれたことから果粒、着色、糖度ともに最高の出来に仕上がっている。
 同部会は、約8ヘクタールで「ピオーネ」「シャインマスカット」「巨峰」を栽培している。県内と福岡県を中心に出荷しているが、香港、シンガポール、マレーシアへの輸出も増えている。18年産の輸出量は前年比120%だった。今年度は出荷量75トン、販売額6,500万円を見込んでいる。8月上旬から無加温ハウス物の出荷が始まり、9月いっぱい続く。(日本農業新聞2019年7月19日付九州版より)