高齢化・後継者不足の解決へ - JAゆうき青森

実習生受け入れの体制整備

 JAゆうき青森の役職員や建設業者ら15人は7月中旬、外国人技能実習生等宿舎の建設地である東北町の旧本所駐車場で、安全を祈願して地鎮祭を行った。外国人技能実習生の受け入れ体制を整備することで、受け入れ拡大を目指す。
 JAでは、農業従事者の高齢化や後継者不足の解決策として外国人技能実習生を受け入れている。今後の拡大を考慮して、宿舎を建設し体制を整備する。
 宿舎は木造2階建て、建物面積は469.51平方メートルで32人を収容できる。複数国籍の実習生を考慮し、食堂などのスペースを広く確保する。完成は10月下旬、11月には入所予定だ。酒井一由組合長は「施設の建設を足がかりに、外国人実習生の受け入れを拡大させることで地域農業の活性化へ貢献していきたい」と意気込んだ。(日本農業新聞2019年7月 20日付東北版より)