阿蘇コシヒカリ特A プロジェクト奏功 - JA阿蘇

安全・安心こだわり栽培

 日本穀物検定協会の2019年産米食味ランキングで、JA阿蘇稲作部会の阿蘇コシヒカリが最高の特Aを獲得した。県北部地区としては31年ぶりの快挙だ。
 JAは2018年から、特A米取得プロジェクトチームを発足。「コシヒカリ」の産地としてブランド力強化を掲げ、農業者の所得向上、作付面積拡大に向けて取り組んだ。
 活動は多岐にわたり、かんがい水サンプル採取や圃場(ほじょう)の巡回、生育調査をはじめ、肥料メーカーや穀物検定協会で研修。土壌分析の結果に基づいた土づくりの見直しなどをした。
 評価された阿蘇コシヒカリは特別栽培米。生産地域の慣行レベルに比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量も50%以下で、安全・安心にこだわった。
 JA稲作部会の中西洋介部会長は「阿蘇の農家にとって米作りは生活の基盤。特Aを獲得したという誇りを持って、これからもおいしい米を作っていきたい」と語った。JAの営農部農産課の小嶋幸俊さんは「これを機に作付面積を増やし、阿蘇コシヒカリを全国各地に広め、味わってほしい」と話した。(日本農業新聞2020年3月12日付県版熊本より)