桑名特産たけのこ 有利販売へ説明会   - JAみえきた

当日収穫、当日出荷 大原則を再確認

 JAみえきたは3月中旬、本格的なタケノコ出荷シーズンを前に、桑名市播磨、深谷、多度の3地区で「桑名特産たけのこ出荷説明会」を開いた。生産者や関係者合わせて約100人が参加した。
 生食用と加工用の出荷規格や「当日収穫、当日出荷」を大原則とする「桑名特産たけのこ」についての申し合わせを再確認した他、JA全農みえや加工業者が、市場販売情勢を報告した。今年は、桑名地域のほとんどが表年に当たるということもあり、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 JA桑名営農センターの廣田清春センター長は「桑名特産たけのこの有利販売に努め、生産者の所得増大に貢献したい」と話した。
 「桑名特産たけのこ」は肉厚な上、柔らかく甘味があり、えぐみが少ないのが特徴で、市場での評価も高い。今年は600トンの収量を見込んでおり、県内外の11市場に向けて出荷する。
 説明会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、間隔を空けての着席やマスク着用、アルコール消毒を呼び掛けるなど、参加者の健康に十二分に配慮して行った。(日本農業新聞2020年3月21日付県版三重より)