学生とCM制作 野菜の物語伝えたい - JAなめがたしおさい

エリア放送「なめがたエリアテレビ(なめテレ)」で放送

 JAなめがたしおさいは、防災対応型エリア放送「なめがたエリアテレビ(なめテレ)」の生放送番組「なめこい」で放送されるCMを制作した。行方市と茨城大学人文社会科学部の学生が企画する「なめがた応援CM制作プロジェクト」に、情報発信のため参加した。
 CM制作に取り組んだのは、同学部の村上信夫教授のゼミ生5人。教授とゼミ生らは、野菜ソムリエの資格を持つJA職員が、旬の野菜を厳選して詰め合わせた「彩り野菜BOX」を題材として取り上げた。
 「彩り野菜BOX」は、JA職員が生産者の出荷した野菜を厳選し、詰め合わせにして消費者に通信販売するサービス。「干し芋・野菜セット」とL・M・Sセットの計4種類があり、米やサツマイモ、水菜など、旬の野菜が詰められている。
 学生らは、夜明けからレンコン田でレンコンを収穫する農家や、トマト農家の作業風景、サツマイモ農家での箱詰めの様子などを撮影。JAの職員らが野菜を一つ一つ吟味し、「彩り野菜BOX」に詰める様子に焦点を当てた上で、箱詰めされた「彩り野菜BOX」が、東京都港区麻布十番のレストラン「Courage」の大井健司シェフに届けられるまでのストーリーを描いた。
 「彩り野菜BOX」は、JAホームページやJAタウンのサイトから購入可能だ。JAは新型コロナウイルス感染症に対する産地応援策として、販売を強化していく。(日本農業新聞2020年4月25日付県版茨城より)