イノシシ対策に役立てて  - JAみやぎ仙南

管内市町へ捕獲器贈る

 イノシシによる農作物被害の軽減に役立ててもらおうと、JAみやぎ仙南は管内2市7町にイノシシ捕獲器を各1台、合わせて9台寄贈する。常勤役員らが各市町に出向き、贈呈式を開いている。村田町では15日に実施した。

 舟山健一組合長が「農作物の被害軽減のために捕獲器を役立ててほしい」と、同町の大沼克己町長に捕獲器を贈った。大沼町長は「町民の安全を守るため有効に活用する」と感謝を述べた。

 JAは「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」を目標に掲げ、営農事業に取り組んでいるが、イノシシなどによる被害が年々増加しており、農業生産活動の障害となっている。(みやぎ仙南)(日本農業新聞2021年1月28日付)