6次化商品「とりめしの素」増産へ - JA鈴鹿

地場産でおいしさ◎

 JA鈴鹿で販売する6次化商品の「JA鈴鹿のとりめしの素(もと)」の売れ行きが好調だ。購入者からは「さっぱりした味で食べやすい」「炊きたてご飯に混ぜるだけで簡単に作れるところが良い」といった声が寄せられている。2020年11月に商品化したが、既に3000袋(1袋220グラム)が売れ、早くも増産の年間計画を決めた。今後はスーパーなどにも販路を広げていく。

 「JA鈴鹿のとりめしの素」は地域農産物のPRと地産地消を推進を目指した。鈴鹿産の親鶏、たまり、シイタケ、同JA直売所「果菜彩」のニンジン、ゴボウなどの野菜をたっぷりと使い、親鶏のうま味やシイタケのだしがたっぷり入ったたまりベースのさっぱりした味わいが特徴。パッケージにもこだわり、同JA職員が炊いたとりめしをJA広報担当者が撮影した写真を活用したデザインでオリジナル感を引き立てている。

 商品開発を担当した生活福祉課の石川雅樹課長は「これからもたくさんの人に親しんでもらいたい。季節の旬野菜などを入れて、オリジナルとりめしを楽しんでほしい」と話す。
(2021年2月2日付 日本農業新聞ワイド2東海より)