ユーチューブチャンネルで活動PR - JAグリーン近江

広報誌と連動 親しみやすく

 JAグリーン近江は本年度から動画投稿サイト「ユーチューブ」チャンネルを開設し、組合員向け広報誌「ぐりんぴーす」やコミュニティー紙「グリーンアップル」などの紙媒体と連動した動画の配信を始めた。

 新型コロナウイルスで訪問やイベントなど、さまざまな活動が制限される中、従来なかった手法でJAをPRしていこうと企画。動画と連動させることで、より分かりやすく親しみの持てる紙面作りを目指す。また、動画を通じて農業やJAへの関心が次世代を担う若者にも広がることへ期待を寄せる。

 配信する動画は、職員によるオリジナルで、農談会資料の説明や女性部の入会案内、旬の農産物を使ったレシピなどがある。紙面には、JA公式ユーチューブチャンネルの2次元コード(QRコード)を掲載。最新情報をスマートフォンなどで視聴できる。

 今後さらに動画の種類を充実させ、紙媒体とのハイブリッドで組合員や地域利用者に役立つコンテンツを目指す。同JAの福田真由美総務課長は「たくさんの方に見てもらい、少しでもJAとのつながりを感じ、農業や生活に役立ててもらえたら」と述べる。

 動画に出演した女性部担当の寺内あずささんは「幅広い世代の方にSNSを通じて家の中でも活動できる取り組みを増やしていきたい。女性部の活動の輪を広げていけたら」と思いを語る。
(2021年4月13 日付  日本農業新聞 ワイド1近畿より)