園児にジャガイモ栽培を指導 - JA大阪東部

育てる楽しさを知ってもらいたい

 都会で育つ子どもたちに、自然と触れ合い、農作物を育てる楽しさを感じてもらいたいと、JA大阪東部は、近隣保育園の園児を対象に、ジャガイモの植え付けから収穫までの体験農園を行っている。

 「自分でつくって自分で食べる」をコンセプトに、同JA本店にある「農のふれあいゾーン」で行う。2月中旬には園児が、種芋を半分に切り、その種芋を植え付けるという体験を行った。今後は定期的に来店して水やりをしてもらい、6月ごろに収穫する予定。

 体験農園について保育園は「子どもたちは大変喜んでいる。収穫した野菜は無農薬で味も良く、保護者の方からも人気」と喜ぶ。

 戸野谷益之組合長は「自然を体感してわくわくする気付きを小さな頃から持たせてあげたい。JAしかできない取り組みを今後展開していき、地域になくてはならないJAを目指す」と語った。


<2022年 2月 24日付け  日本農業新聞  ワイド1近畿>