健康重視 エノキタケ新たな活用 - JA中野市

代替肉(大豆ミート)を活用し、商品開発

 植物由来の肉代替食品(代替肉)が注目を集めている。長野県のJA中野市は、代替肉「大豆ミート」のつなぎにエノキタケを使ったハンバーグとメンチカツを開発した。2月中旬の2日間、市内2カ所の直売所で初めて、試験販売をした。ヘルシーな食品として、エノキタケの新しい可能性を消費者にPRしていく考えだ。

 同JAは、エノキタケの生産量が日本一。主要品目であるエノキタケの新しい需要を目指し、「おいしさに健康を」をテーマに2018年から、この商品の開発を続けてきた。長野県農村工業研究所と、大福食品工業の協力を得た。

 近年の食文化の多様性や健康志向に加え、持続可能な開発目標(SDGs)の観点からも、代替肉への関心は高い。

 商品にはエノキタケをハンバーグタイプで23%(18グラム)、メンチカツタイプで14%(8・4グラム)含む。エノキタケのうま味が加わった上に、全体にしっとり仕上がった。豊富な食物繊維と、ビタミンDやアミノ酸など栄養的な補完も実現した。

 今回は総菜と冷凍を試験的に販売した。4月には本格的な販売を目指す。その際も、総菜と冷凍ともに提供する予定だ。


<2022年 3月 1日付け  日本農業新聞  ワイド1信越 >


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