「プランターで黒枝豆づくり教室」を開催 - JA丹波ささやま

日本農業遺産認定を記念して、TACが指導

 兵庫県丹波篠山市とJA丹波ささやま、丹波農業改良普及センターは6月下旬、「日本農業遺産認定記念 プランターで黒枝豆づくり教室」を四季の森生涯学習センターで初めて開いた。農業未経験者が多数を占める市内の幅広い年代が集まった。丹波篠山の黒大豆栽培を学び、体験した。

 募集を大きく上回る46人が参加。市職員が日本農業遺産の認定を受けた黒大豆の乾田高畝栽培技術や優良種子生産方式、自然循環システムを紹介し、丹波農業改良普及センターの職員が栽培管理を説明した。

 実習では、地域農業の担い手に出向くJA担当者(愛称TAC=タック)が講師を務めた。1組につき二つのプランターを支給、「丹波黒」の苗計4株を植え付けた。参加者は「野菜などの栽培経験はないが、プランターで栽培できるなら手軽に楽しめる」などと話した。(兵庫・丹波ささやま)


<2022年7月6日付け 日本農業新聞 ワイド2近畿>