SDGsDAY 地場野菜など提供-JA神奈川つくい

消費期限の近い加工品や農産物を提供、食品ロス・地産地消を呼びかけ

JA神奈川つくいは9月下旬、日本プロサッカーリーグに加盟するSC相模原のホームスタジアム「相模原ギオンスタジアム」で試合前に行われたイベント「SDGsDAY」の景品に、地場野菜や加工品を提供した。

 イベントは、SC相模原が来場者に持続可能な開発目標(SDGs)を楽しみながら学んでもらおうと開いた。

 JAは、つくい産品を使った賞味期限の近い加工品や、イベント前日にJA農畜産物直売所「あぐりんずつくい」の店頭に並んだ野菜を提供。食品ロス削減や地産地消を呼びかけた。

 当日は、対戦相手のサポーターを含め多くの来場者がスタンプラリーに参加し、SDGsへの理解を深めた。スタンプ数に応じて参加できる抽選会では、多くの人がつくい地域で取れた野菜や「サクマドロップス藤野ゆず味」などを手に取った。

 SC相模原の担当者は「参加者は想定を上回り、多くの人にSDGsについて考えてもらう場を提供できた。来シーズンもチームとSDGsを応援してもらえるイベントを開きたい」と話した。


<2022年 10月 21 (金)付け  日本農業新聞  ワイド2首都圏>