各家庭で簡単にコンポスト作り-JAさが東部地区女性部基山支部

微生物の力で生ごみを分解し、堆肥化

 JAさが東部地区女性部基山支部は5月下旬、基山町の基山支所で支部長会を開き、8人が参加した。地球環境にも優しく持続可能な開発目標(SDGs)の活動の一つでもある段ボールコンポスト作りをした。

 段ボールコンポストは、ピートモスともみ殻燻炭(くんたん)を混ぜ合わせ、各家庭で出た生ごみを入れ、微生物の力で生ごみを分解し、堆肥化する。参加者は各家庭に持ち帰り、段ボール箱に入れて使用する。

 同支部の野田あや子部長は「段ボールコンポストでごみを自然にかえすことは、各家庭で簡単にできるSDGsの取り組みと思う。30年以上前からしているこの活動をこれからも続けたい」と話した。


<2023年6月9日(金)付け 日本農業新聞 ワイド2九州>