農福連携で「のうふくピクルス」誕生 - 東京・JAにしたま

JAにしたま初のオリジナル商品 材料は「東京都エコ農産物」だけ

 JAにしたまは、初のオリジナル商品となる「のうふくピクルス」の販売を始めた。商品開発では、福生市の福生ひまわり会指定就労支援事業所麦わら帽子と連携。農業と福祉が手を取り合う「農福連携」の取り組みとして誕生した。

 製造には同事業所の利用者が野菜の調理に携わり、一つ一つ丁寧に仕上げる。福生市ならではの地域性を生かし、米軍横田基地の人から伝授された特別レシピを採用。アクセントにターメリックや粒マスタードが香る本格的な味わいに、タマネギの甘味がプラスされた一品だ。

 ピクルスの野菜は、同JAが推進する「東京都エコ農産物」だけを使用。化学合成農薬や化学肥料を削減し、環境に優しい農産物で、地産地消にもつなげる。

 「のうふくピクルス」は「オリジナル」と「シーズン」の2種類を展開。オリジナルはキュウリ、タマネギ、ピーマンを使用。シーズンは季節に応じて旬の野菜を取り入れていく。

 同JA営農経済部の北浦紀之部長は、JAでは東京都エコ農産物の普及・販売に力を入れてきたと強調。その上で「『のうふくピクルス』は、その取り組みをより多くの人に知ってもらうきっかけになると期待している。『のうふくピクルス』をきっかけに、農福連携の輪をさらに広げていきたい」と意欲を話す。

<2026年7月1日(水) 日本農業新聞 朝刊 ワイド2首都圏>