白ネギ産地の未来づくりへ - JA鳥取西部

販売24億円目指す

 JA鳥取西部と鳥取県白ネギ改良協会は2月12日、米子市で2019年度白ネギ取引協議会を開き、19年度は、出荷数量218万5,000ケース(1ケース3キロ)、販売金額24億350万円を目指すことを確認した。
 18年産秋冬ネギは、夏場の記録的な猛暑と干ばつ、秋の降雨や台風で生育停滞、管理の遅れがあった。JAの谷本晴美組合長は「持続的に発展していけるよう、若手生産者へ技術を継承し、産地の未来づくりに取り組む」と話した。(日本農業新聞2019年2月14日付中国四国版より)

「春ネギ」出荷を協議

 JA鳥取西部は、管内の各地域で2019年度白ネギ生産出荷協議会を開き、さらなる生産振興に取り組んでいくことを申し合わせた。
 19年度の生産計画や出荷が始まる春ネギの取り扱いなどについて確認。同JAの19年度春ネギは、栽培面積は前年とほぼ同じ63.2ヘクタール、出荷量は前年比28.9%増の55万ケース(1ケース3キロ)を目指す。(日本農業新聞2019年2月17日付中国四国版より)

「春ネギ」出荷

 2019年産春ネギの出荷が、米子市のJA鳥取西部弓浜予冷センターで始まった。5月末まで「春ネギ」のブランド名で、京阪神や地元市場に出荷する。3月4日は鳥取県白ネギ改良協会と同JAが出発式を開いた。出発式前には目合わせ会を開き、生産者らが出荷規格などを確認した。暖冬で、太く、高品質に仕上がっている。(日本農業新聞2019年3月5日付中国四国版より)
 JA鳥取西部は、大山地区の2019年産春ネギの出荷目合わせ会を3月18日、大山町の大山青果物集出荷予冷センターで開き、出荷規格などを確認した。同JAは、管内の標高差を利用し、白ネギをリレーで周年出荷する。春ネギは3月1日から米子市や境港市を中心に出荷が始まり、大山地区の春ネギはこれから出荷の最盛期を迎える。(日本農業新聞2019年3月19日付中国四国版より)