ネギ調製省力へ  - JA古川

共同施設が稼働 

 JA古川は8月22日、生産者の作業省力化を目的に、ネギの共同調製施設を稼働させた。10月に出荷最盛期を迎え、12月上旬までに約50トンを受け入れる計画だ。
 同施設は、新規栽培者や面積拡大を目指す中で、調製作業の省力化を希望する農家11人が利用予定。利用者は、乗用収穫機で収穫したネギを施設へ搬入。作業員が専用の機械を使い、生産者別に皮むきや根切り、箱詰めなどの作業を行う。
 JAの担当職員は「調製施設を活用し、面積拡大や生産者の所得向上につながるようサポートしたい」と話した。
 JAでは、ナス、トマト、シュンギクとともにネギを園芸重点品目に指定。1品目1億円を目指して生産拡大に努めており、ネギは約20ヘクタールに作付けしている。(日本農業新聞2019年9月1日付エリア東北より)