農業の応援団 育成本格スタート - JAいび川

第1弾 コーン収穫

JAいび川は、准組合員の「農業の応援団」育成の取り組みを本格的にスタートさせる。支店を中心に複数部署が連携して、親子を対象にした収穫体験や料理教室など、食や農に関するイベントを企画。JAらしい取り組みで食と農に関心を持ってもらい、応援団加入を促す。
 7月20日には、その第1弾として池田町のJA養基支店が中心となって企画したトウモロコシの収穫体験と料理教室を開いた。事前に募集をかけ、小学生以下の子どもを育てる11世帯29人が参加。准組合員だけでなく、JA事業を利用していない世帯の参加もあり、新たな関係の構築にもつながった。
 収穫体験は当初、揖斐川町脛永地区の圃場(ほじょう)で予定していたが、雨天予報が出ていたことからJA職員が機転を利かせ、のぼりを立てる土台に根元を切ったトウモロコシを差し込むことで、JA本店に圃場を再現。実際の収穫に近い形での体験を実現させた。
収穫後は、同町の地域交流センターで収穫したトウモロコシや地元農畜産物を使ったピザ作りを楽しんだ。(日本農業新聞2019年8月6日付東海版より)