中部ファーマーズマーケット 情報発信が奏功

　ＪＡおきなわ中部ファーマーズマーケット「ちゃんぷる～市場」が店内に設けた精肉コーナー「ちゃんぷる～ミート」が好調だ。２０２０年１２月のオープン後、約１カ月の店の売り上げは前年同月比で２倍超を記録。店側は「肉の日」イベントの定例化や、同市場公式アカウントＬＩＮＥと折り込みちらしを活用した情報発信が奏功したとみる。

　「ちゃんぷる～ミート」は県産豚肉を中心とした切り売り販売をする。お客との対面販売や定期的に開く豚肉の解体ショーなどを担う。人気のコーナーとなっている。

　店は、来場者の定着のため同コーナーに関する情報発信を積極的に展開。店舗の活性化につなげたいと意気込む。

　２９日、毎週金曜日の定例イベントと語呂合わせで「肉の日」となったこの日も、多くの来場者が「ちゃんぷる～ミート」で、特価となった県産精肉を買い求めた。

　同店の喜友名大輔店長は「ちゃんぷる～ミートを起点に農畜産物を販売強化して農家所得向上に貢献したい」と意気込みを述べた。（沖縄・中部）
（日本農業新聞2021年１月30日付ワイド２沖縄より）