新規白ねぎ生産者を動画で募集 - JA鳥取西部

若手生産者が発案、JAのユーチューブチャンネルで2月から公開

 鳥取県弓浜地域の若手白ネギ生産者グループは12日、米子市のJA鳥取西部白ねぎ共同選果場で「弓浜白ねぎ若手生産者会議」を開いた。次世代を担う若手生産者らが協力し、JAや行政などの関係機関と共に特産白ネギのさらなる産地振興を目指す。

 会議には各グループ代表者や行政、JA関係者ら13人が参加。白ネギの生産拡大のため新規生産者を獲得するアイデアなどを話し合った。

 新規生産者を募集する動画を作成し、インターネットなどで発信する案を採用。動画のコンセプトや情報発信する地域、より効果的なメディアの選択など活発に意見を交換した。動画には地元の若手生産者が出演し、就農のきっかけや自分の感じる農業の魅力などを伝える。同JAのユーチューブチャンネルなどで2月の公開を目指す。

 JA担当者は「産地の維持・発展のためには新規生産者の増加は不可欠。若手生産者が自分の言葉で農業の魅力や思いなどを伝えることで、多くの人に就農への関心を持ってもらいたい」と話した。


<2023年1月 20 日(金)付け  日本農業新聞  ワイド2中国四国>