白ネギで所得増大 - JA鳥取いなば
出荷規格見直し労力軽減へ
JA鳥取いなば白ねぎ生産出荷協議会は3月19日、鳥取市のJA本店で荷受け体制や出荷方法について協議した。2018年度秋冬白ネギの出荷状況を確認し、荷受け検査や出荷規格の見直しを提案した。生産者の出荷調製負担の軽減、作業性向上で出荷数増加を目指す。
出荷で課題となっている作業効率の改善についても協議。JA全農とっとりが、白ネギの「県下一産地化」による産地力アップ対策を提案。出荷規格見直しによる調製作業の時間短縮で、出荷数を増やし、生産者の所得増大につなげる。同協議会は、作業効率の改善に検討を続けるとした。(日本農業新聞2019年3月21日付中国四国版より)
市場と連携した売り場づくり
JA鳥取いなば白ねぎ生産出荷協議会は11月13日、2018年度白ネギ販売対策会議を鳥取市で開いた。主要取引市場4社と生産者、JA担当者ら約40人が出席。秋冬ネギの収穫が本格化する12月からの供給体制を確認し、市場と連携した売り場づくりを進め、販売額2億1,000万円を目指すことを確認した。
同JAでは、秋冬ネギを243戸が42.1ヘクタールで栽培。中国四国や関西市場を中心に、約15万ケース(1ケース3キロ)の出荷を計画する。(日本農業新聞2018年11月14日付中国四国版より)
2L規格の比率向上や試食販売会計画
JA鳥取いなばは10月3日、白ネギ生産出荷協議会を鳥取市で開き、2017年度の出荷販売実績、18年度の取り組みを協議した。会議では、17年度の販売実績で、夏型・秋冬型の販売高は2億3,500万円(前年比116%)と前年を上回る結果だったことを報告した。
10月末から本格的に出荷が始まる18年度産秋冬型白ネギの生産販売は、収量の安定確保、2L規格の比率向上に取り組む他、試食販売会も計画。栽培管理を徹底し、年末のシーズンに向け収量確保に取り組むことを確認した。(日本農業新聞2018年10月5日付中国四国版より)