白ネギで所得増大めざす 各部会で産地拡大確認 - JA鳥取中央

適正品種や低コスト・省力化 倉吉・関金生産部

 JA鳥取中央倉吉・関金白葱(ネギ)生産部は4月1日、第2回総会を倉吉市で開いた。18年度産は、7月上旬の大雨や、夏の高温、干ばつなどの影響で数量は減ったが、徹底した管理で例年並みの品質で出荷。単価も安定して推移し、出荷量17万3,097ケース(1ケース3キロ)、販売額2億2,743万円、1ケース当たり単価は1,314円だった。
 19年度は、白ネギの生産振興と生産基盤の拡大、適正品種の検討、生産資材の試験で低コスト化、省力化を進めることを目標に、25万3,500ケース、3億1,320万円の出荷、販売に取り組む。(日本農業新聞2019年4月2日付中国四国版より)

大阪府内で行われた試食宣伝会

周年出荷体制強化、農地有効活用も 北栄生産部

 JA鳥取中央北栄白葱(ネギ)生産部は北栄町で3月15日、総会を開いた。2019年度は周年出荷体制を強化し、収入安定や、土地の有効活用による面積拡大に取り組み、12万3,200ケース(1ケース3キロ)出荷、1億3,552万円の販売を目指す。
 18年度産は9万4,905ケース、販売金額1億907万円、1ケース当たり単価が1,149円だった。7、8月の猛暑、干ばつで出荷数量は減ったが、生産者の徹底した適正管理で品質の高い白ネギを出荷できた。全体の出荷量は減ったが、春ネギは生産者、面積が増え、出荷数量は前年比43%増の1万1,293ケース、販売金額は同41%増で1,200万円となった。(日本農業新聞2019年3月16日付中国四国版より)