女性活躍を応援 忍者ジンジャーに挑戦 - JAこうか

栽培管理学ぶ 合併25周年特別企画

 JAこうかは合併25周年を記念した特別企画として、4月から女性対象に「忍者ジンジャー(しょうが)」の栽培に取り組んでいる。7月下旬には生育を確認し、今後の管理を学ぶ栽培教室を甲賀市の甲南支所で開いた。
 管内在住の女性33人が参加した。甲賀市が「忍者の里」として有名なことから、忍者とショウガを合わせた「忍者ジンジャー」のネーミングでブランド化も目指す。
 栽培教室では園芸特産課の上田健司営農指導員が、参加者が4月に作付けたショウガの生育状況や、今後の栽培管理のポイントを指導した。参加者が持参したプランターを確認しながら、それぞれにアドバイスした。
 今後は、毎月参加者宅へ訪問活動を行って栽培をサポートする。収穫したショウガは、自家消費以外をJA直売所へ出荷、地産地消を活性化する。12月の大農業祭でサイズや形を審査し、表彰式を行う予定だ。(日本農業新聞2019年8月6日付近畿版より)