大洲ええモンセレクションに認定

　ＪＡ愛媛たいきの独自ブランド「エコラブスイカ」が、２０１９年度の「大洲ええモンセレクション」に新たに認定された。大洲市の優れた産品を地域ブランドとして認定するもの。同市は８月下旬、ＪＡ子会社の運営するスーパーマーケット「オズメッセ」で認定書交付式・認定品発表会を開いた。
　「大洲ええモンセレクション」は、同市の産品の県内外への流通拡大と地域産業を活性化する目的で１２年に制定された。ＪＡからは「愛媛たいき銘柄栗」「蔵川エコ米（てんたかく）」「ドライフルーツくり」の３品が認定を受けている。
　「エコラブスイカ」は、一級河川「肱川」流域の肥沃（ひよく）な土壌と盆地特有の寒暖の差を生かしながら、雨よけハウスやミツバチによる交配などを導入し、栽培されている。ＪＡ愛媛たいきスイカ研究会で定める基準をクリアしたスイカだけを出荷し、高糖度・安定品質に努めている点などが高く評価された。（日本農業新聞2019年9月12日付ワイド２中国四国より）