ガパオ生産拡大中  - JA仙台

鳥獣害対策に推進 消費拡大へ試食会

 JA仙台管内で、国産ホーリーバジル「ガパオ」の生産が広がっている。今年は生産者が4人増え、計5人が1300株の栽培に取り組む。消費拡大に向けて5日には、農産物直売所たなばたけ高砂店で「ガパオライス試食会」を開いた。
 JA管内の仙台市西部の中山間地では、イノシシなどによる鳥獣被害が深刻化している。このため、JAは鳥獣害対策として、関東地方で需要が高まっているガパオの試験栽培を、同地区で2018年から始めた。
 その結果、鳥獣被害を一度も受けず、露地栽培も十分可能なことを確認。農家所得向上につながる新たな収入源として「ガパオ」の栽培拡大に力を入れていく考えだ。
 JA全農みやぎと協力し、飲食店、市場向けに販売先を模索しながら、安定した出荷を見込む。
 農産物直売所たなばたけ高砂店で開いた試食会では、野菜ソムリエが調理した「ガパオライス」を来店客に振る舞い、おいしさをPRした。試食した来店客は「初めてガパオを食べたが、思っていたよりくせがなくておいしい。国産なので安心できる」と笑顔を見せた。(日本農業新聞2019年9月13日付ワイド1東北より)