柿 新たに「特秀」設置 - JAあいち豊田

糖度18以上ブランド化

 みよし市果樹組合共選柿部は今年から、付加価値を高めた等級として、特秀「甘みよしpremium」を「富有」に追加し、直売所で販売する。10月中旬には同市のグリーンステーション三好で目ぞろえ会を開き、部会員に説明。同市産の柿をさらにブランド化し、農家所得向上を目指すことを確認した。
 目ぞろえ会では、部会員が持ち寄ったサンプルの柿の色や大きさ、糖度などを見て出荷規格を説明した。今まであった等級「秀」「優」「良」に加えて、糖度18以上の柿を「特秀」と定めて、「甘みよしpremium」として付加価値を付けて販売。品種は「富有」で3玉1000円と高値の販売を予定している。
 今年の夏は梅雨明けが遅かったが、その後暑い日が続いたため順調に生育した。
 同部会では、36人の部会員が約9ヘクタールで柿「富有」「次郎」「太秋」「陽豊」を栽培。17日から荷受けが始まり、出荷は11月下旬まで続く。出荷量は50トンを予定している。(日本農業新聞2019年10月20日付エリア東海より)