白ネギ 出荷規格見直し - JA鳥取いなば

秀品率向上・出荷増へ

 JA鳥取いなば白ねぎ生産出荷協議会は13日、2019年度白ネギ販売対策会議を鳥取市で開いた。19年産秋冬ネギの出荷販売目標の他、出荷規格変更を協議し、今シーズンの出荷から新規格を適用することを決めた。中国四国や関西市場を中心に、3キロ箱を約16万ケース出荷し、販売額2億800万円を目指す。
 主要取引市場4社をはじめ、生産者、JAの担当者ら約40人が出席。白ネギの葉の出荷規格を見直し、秀品は「1束全て3枚葉」の条件を、今後は「3枚葉が1束に1本以上あり、2枚葉も認める」に変更することを決めた。秀品率の向上や出荷量増大を図っていく。
 主要市場から「いなば産白ネギは品質面で高評価を得ている」とし、需要が増える年末に向け、品質の維持と安定した出荷、的確な産地情報の伝達などの要望があった。
 前田規雄会長は「品質には自信がある。再生産につながる販売をお願いしたい」と要望した。(日本農業新聞2019年11月16日付県版鳥取より)