タマネギ 販売体制を構築 - JA兵庫西

4ヘクタールに100万本計画

 JA兵庫西は、直売所で年間を通じてタマネギを販売する体制を構築している。主に大規模農家を対象に、買い取り販売や生産拡大の支援を行い、農家の所得向上に取り組んでいる。
 生産面では、播種(はしゅ)・移植から収穫までの機械化体系を導入し、作業労力の軽減と経営安定に向けた支援を行う。販売は青果向けと加工向けに分け、直売所「旬彩蔵」での周年販売を中心に市場やAコープなど量販店や学校給食の販路開拓を行っている。
 夢前夢工房が管理する姫路市夢前町宮置の圃場(ほじょう)で11月中旬、定植作業が始まった。品種は「もみじ3号」で、専用の育苗トレーを載せた移植機で、4ヘクタールに100万本を定植する計画。衣笠愛之社長は「農業収入が落ち込む時期に、買い取り代金が精算されるのは非常にありがたい」と話す。
 同日には、姫路市の別所小学校から3年生約100人がバスで乗り付け定植体験を行い、1時間に約1万5000本を植えた。児童は「きょう植えた苗が、タマネギになって給食に出るようになるとうれしい」と話した。(日本農業新聞2019年11月23日付ワイド2近畿より)